「なぜ、定期借家?」27年10月|武蔵浦和の賃貸のことなら別所不動産

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  • 「なぜ、定期借家?」27年10月

        

    司会 今回は、成立して15年が経過した定期借家について話をしてください。ご所有の物件で、定期借家を採用されているオーナーさんは?

    司会 今回は、成立して15年が経過した定期借家について話をしてください。ご所有の物件で、定期借家を採用されているオーナーさんは?

    B 僕は基本的に定借で契約しています。


    司会 Bさんだけなのですね。

    Т Bさんは、すべてが定借ですか?

    B 基本はすべてですが、大手の法人はダメなところもあるので臨機応変です。

    M なぜ、定期借家なのですか?

    B こちらが聞きたいです(笑)。皆さんはなぜ、定借でなく普通借家なのですか?

    G 定借は家賃が下がるといいますし、不動産会社も敬遠しますよね。

    Т 僕は、なかなか空室が埋まらない、という恐怖がありますね。

    M 僕も、家賃の高いテナント物件か、自宅の転勤貸しくらいしか使い道がないと思っていました。本当はどうなんですか?

    B 僕は以前に、普通借家で貸していて困ってから定借にしました。契約を守らない不良入居者を、なかなか追い出すことができなくて、本当に苦労しました。

    Y 定借なら契約を守らない借主を追い出すことができるのですか?

    B ええ、再契約に応じなければいいです。

    M どういうことですか?

    B 定借には「終了型」と「再契約型」があります。僕は再契約型で2年ごとに再契約をするのですが、契約を守らない人は再契約を拒否して退去していただきます。

    G それが可能なのですか?

    B そういう契約で入居しています。

    G よく、定借にすると家賃が下がると聞きますが、それはウソですか?

    B ウソではないと思います。「終了型」という、たとえば転勤で2年しか貸せないような条件のときは、相場通りの家賃では借り手が現れないでしょうから、当然に下がりますよね。でも再契約型なら、いつまでも住めるのですから、家賃を下げることはないです。

    B ただし、不動産会社さんの説得が必要です。なかには、定借なら紹介しないとか、定借なら家賃を下げないとダメとか、入居者から嫌われるとか、いろいろなことを言う方がいますね。まるで抵抗勢力です。

    Y 入居者さんは定借を嫌いますか?

    B というか、定借とか普通とかを知らないです。初めて聞く人がほとんどなので、正しく説明すれば入居者は問題ないです。

    Т どのように説明するのですか?

    B お引っ越しをされて生活を始めてみないと、物件の状況は分からないですよね、と。隣に契約を守らない借主がいるかもしれませんが、この物件は、契約を守らない借主とは再契約をしないので、契約を守る人にとっては、住み心地のよい物件になるのです、と説明しています。

    Т なるほど、説得力がありますね。だけど、部屋が埋まらないのでは?という心配がどうしてもあるんですよね。

    B その心配はもっともですね。原因は、お客様を紹介してくれる不動産会社の対応です。
    定借なら紹介しないとか、紹介しないとは言わないまでも、積極的ではない不動産会社は多いですね。

    Y そんなときは、どうするのですか?

    B 部屋が空くたびに図面を持って、「定借は優良な借主に好まれる貸し方」ということを説明します。そして、不動産会社が紹介したくなるような、魅力のある部屋にします。時間はかかりますが、コツコツと説明を続けています。

    G そこまでするほど定借が良いですか?

    B 大家にとっては、契約を守らない借主
    を退去させられる、というのが大きいですね。静かに暮らす借主さんを守ることができますから。立退きのときに立退き料がいらないのもメリットです。


    司会 他の方はどう思われましたか?


    Т 契約を守らない借主を退去させられる、のはいいですね。検討してみます。

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