「リフォーム」と「リノベーション」 27年11月|武蔵浦和の賃貸のことなら別所不動産

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賃貸経営に必要な"ことば"

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  • 「リフォーム」と「リノベーション」 27年11月

        

    「リフォーム」と「リノベーション」は混同して使われる事がありますが、そこには明確な違いがあります。

    「リフォーム」と「リノベーション」は混同して使われる事がありますが、そこには明確な違いがあります。

     

      単に言葉の違いというより、どちらを選択するかで賃貸経営上の戦略が変わります。
    たとえば、築10年の貸室が「なかなか決まらない」という状況になったとき、家賃を下げる

    以外で検討するとしたらリフォームです。リノベーションの検討はあり得ません。DKと洋室の

    間の壁を取り払って広いLDKにするとか、水回りの設備を交換するとか、壁クロスを替え

    たり、照明器具を付けるなど。これらはすべてリフォームの範疇になります。言葉で説明する

    なら「新築時の状態を維持しようとする行為」でしょうか。

     


      対してリノベーションは、構造的に必要な柱と壁と天井だけ残して(これをスケルトン状態と

    言います)、部屋全体を構築し直します。浴室を交換するだけでなく広くしたり、キッチンセット

    の場所を移して対面式にしたり、余分な廊下を排して収納を多くしたり、必要なら配管も

    新しく敷設し、外壁に面した壁に断熱材を入れ、床に防音のための加工をすることもあり

    ます。部屋が生まれ変わる、と言ってもいいでしょう。

     


      そのように考えると、築10年でリノベをすることは有り得ないことが、ご理解いただけると

    思います。木造なら築20年、RC造なら築30年を超えると、このままでは「お客様から見ら

    れる」ことさえない状態に陥ります。お部屋のコンセプトが、その時のお客様の希望にまったく

    合っていないのです。これは20年30年という時が流れれば当然のことです。このときは、

    小手先のリフォームでは通用しないでしょう。家賃を下げるか、生まれ変わらせるか、の選択

    となります。このように「リフォーム」と「リノベーション」は、建物の築年数と状況によって、

    賃貸経営戦略の上で選択するものですから、単なる言葉の違いを超えているのです。

     

     

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