築20年、ローン残5年。そろそろリフォームするべき?|武蔵浦和の賃貸のことなら別所不動産

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  • 築20年、ローン残5年。そろそろリフォームするべき?

    vol.12

        

    Q.築20年の物件を所有していて、ローンは5年残っています。
    賃料は新築時と比べて大きく下がっているし、空室も目立っていますが、今まで大きな修繕工事はしたことがありません。知り合いから多額のリフォーム工事を提案されていますが、「元が取れるのか」不安です。どうしたら良いのでしょうか。

     A.このような事で悩んでいるオーナー様は多いと思います。きっと、これからも増えるでしょう。

      このケースでは正しい答えが「ひとつ」あるワケではありません。オーナー様の考え方や目標によって「とるべき手段」は違います。
    考えられる方法は4つです。
    ①現状のままで頑張って募集し続けてもらう。
    ②家賃の値下げで対応する。
    ③設備の追加や壁紙の工夫など、少額工事をして家賃を据え置く。
    ④提案されているような多額の費用をかけてリノベーションを実施する。

     

      オーナー様が、あと5年くらいで建物を取り壊す可能性があるなら、「家賃の値下げ」が適切なのではないでしょうか。
    ただし、「5年間の定期借家」を採用して、立退料負担をなるべく避けるようにすべきです。
    低額家賃しか負担できない借主が最後まで残ると、立ち退き交渉が難航しますし、立退料負担も高くななることが予想できるからです。

     

     

      築40年以上、つまり、さらに20年以上も経営を続ける意向があるなら、ちょうど折り返し地点なので、大規模なリノベーション工事を検討するのも良いと思います。
    室内設備や間取は20年も経てば、おそらく現在のニーズに合っていない可能性があります。
    この20年を「値下げ」だけで対応すると「超老朽物件」になってしまう可能性が大ですし、小手先のリフォームでは効果が持ちません。だから、再生をかけたリノベーション工事が検討課題となるのです。

      しかし、どのような間取に変えるか、どんな設備を選ぶか、色遣いをどうするか等は、慎重に検討しなければなりません。
    目新しくなっただけでは、20年という長期を戦い抜くことはできません。新築を建てるのと同じくらいに、念入りに企画を練っても「やりすぎ」ということはないでしょう。

      そのときのテーマのひとつは「ターゲットの絞り込み」だと思います。
    「どこまで絞り込むか」は考え方次第ですが、「誰でも好む」設備や色遣いは、結局は「誰からも選ばれない」ことに繋がりかねません。だから、念入りな企画検討が重要なのです。

    もうひとつのテーマは「コスト」です。
      回収できる範囲内しかコストはかけられませんので、予算の上限をしっかりと設定してから、出来るだけローコストのリノベーション案を検討することをお薦めします。

     

    5年で壊すとか、あと20年は続けるとか、今後の方針が明確でない場合もあると思います。
    その場合は、「とりあえずの策」として「少額のリフォーム工事」という選択肢もあります。

     

      ただし、この工事は空室だけでなく、入居中のお部屋も一緒に実施することを強くお薦めします。その方が、一部屋当たりのコストが下がりますし、入居中の借主の「退去防止」に結びつきます。

      反対に、自分たちが「リフォームされない部屋に住まわされ続けている」と感じれば、それが退去の原因となってしまうかもしれません。そして、この「少額リ フォーム」では効果が2~3年くらいしか持たないことも、予(あらかじ)めご承知ください。このような「小手先での対応」の繰り返しは、最終的には、余分 な費用負担となってしまいます。

      以上のように、まず、オーナー様が今後の経営方針を、出来るだけ明確に決めていただくことです。そうすれば、おのずと答えは出てくるはずです。

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